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「データが証明した失敗しないビジネス」成功率90%超え。スモールビジネスで“潰れない”6つの業種とは?

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「副業 失敗 確率」「スモールビジネス 成功率」で検索する人は、心のどこかで「どうせ自分も失敗するんじゃないか」 という不安を抱えている。

その不安は、データを見れば当然だ。アメリカ労働統計局によれば、中小企業の20%が1年以内に廃業し、5年後には約半数が消えている。10年経てば、3分の2が存在しない

今回、僕は投資家で事業買収の専門家であるCody Sanchezの動画「Businesses that Never Fail? 6 Businesses with Amazingly Low Failure Rates」を視聴した。彼女はこの動画で、「最初に選ぶ業種こそが、あなたの起業家人生を決める」と断言する。

この記事では、動画で紹介された「データで証明された失敗しにくい6つの業種」を整理し、それぞれの構造的な強さの理由を自分の言葉でまとめる。さらに、それらを日本の商習慣や法規制に照らし合わせて、「日本ではどう攻めるべきか」を徹底検証する。

第1章:「最初の成功体験」があなたの起業家人生を決める

Codyが動画の冒頭で強調するのは、「Recency Bias(直近の経験が判断を支配する)」 という心理効果だ。

人間は、直近で経験したことの影響を過剰に受ける。最初に始めた副業で痛い目を見れば、「自分はビジネスに向いていない」と脳が勝手に結論づけ、二度と挑戦しなくなる。逆に、たとえ小さくても「勝った」という感覚を得られれば、次の挑戦への扉が開く。

だからこそCodyは言う。「最初に選ぶビジネスは、何よりも『失敗確率の低さ』で選べ」。

「成功するビジネスを探す」のではない。「潰れないビジネスから選ぶ」。この視点の転換こそが、僕にとって最大の学びだった。

目次

第2章:データが証明した「失敗しにくい」6つの業種

Codyは動画内で、複数の調査機関のデータを引用しながら、以下の6つの業種を「失敗確率が極めて低いビジネス」として紹介している。

① コインランドリー(成功率:約94%)

  • 出典データ:LaundryLuxおよびSpeedQueenと商工会議所の共同調査。5年間の成功率が93〜94.8%。
  • Codyの主張:「私にとっては、事業買収の入門書のような存在だ。構造がシンプルで、機械が従業員代わりになる」。

コインランドリーが強い理由は3つある。第一に、不況に強い。景気が悪くなっても人は服を洗う。第二に、在庫リスクがない。飲食店のように「今日売れ残ったら廃棄」というプレッシャーがない。第三に、省人化が可能だ。両替機と洗濯機さえ動いていれば、常駐スタッフは必須ではない。

② 賃貸不動産(成功率:約85.3%)

  • 出典データ:不動産投資の長期的な成功率に関する業界統計。
  • Codyの主張:「アンドリュー・カーネギーは『億万長者の90%は不動産で富を築いた』と言った。それには理由がある」。

賃貸不動産の強さは、「レバレッジ(他人の資本)」「減価償却」 という二つの武器にある。銀行から融資を受けて物件を買い、家賃収入でローンを返済する。さらに、税法上の優遇措置(日本の場合は減価償却費の計上)により、手元のキャッシュを大きく残せる。Codyは「1件あたりの月の手取りは約7万円程度」と現実的な数字を示しながらも、「負ける確率が低いからこそ、初心者が仕組みを学ぶには最適」と語る。

③ トランクルーム(成功率:約92%)

  • 出典データ:Rhino Buildingほか業界調査。
  • Codyの主張:「2008年以降、不動産投資の中で最も成長した資産クラスの一つだ」。

トランクルームは、Codyが「大家の悩みがない不動産」と呼ぶビジネスだ。賃貸住宅と違い、入居者からの「トイレが詰まった」「エアコンが壊れた」といった緊急対応がほぼ発生しない。最近ではスマートロック自動決済システムの普及により、無人運営のハードルが劇的に下がっている。日本のレンタル収納スペース市場も、都市部の住宅狭小化を背景に成長を続けている。

④ ラストマイル配送(成功率:約76.4%)

  • 出典データ:AdvisorSmithの運輸業界調査。
  • Codyの主張:「この10年で経済構造を最も変えた分野。巨大な帝国を築くのは難しいが、個人事業として始めるにはリスクが低い」。

ここで言う「ラストマイル配送」とは、長距離トラック輸送ではなく、最終拠点から顧客宅までの短距離配送を指す。Uber Eatsの配達員から、特定の企業と契約した軽貨物配送まで幅広い。Codyがこの業種を評価する理由は、初期投資(車両)に明確な資産価値があることだ。仮に事業がうまくいかなくても、車を売却すれば一定の現金が戻ってくる。これは飲食店の内装工事費にはない特徴だ。

⑤ 自動販売機(成功率:82〜90%)

  • 出典データ:Drop Vending(90%)、米労働統計局(82%)。
  • Codyの主張:「年収数千万円を目指すビジネスではない。しかし、損益計算書の読み方、価格設定、物流管理を学ぶための『教科書』としてこれ以上のものはない」。

Codyはこのビジネスを「最初の1歩」として強く推奨している。1台あたり数万円から始められ、在庫は飲料メーカーが補充してくれるケースもある。彼女の友人は、Sprinkles Cupcakesという有名カップケーキ店の自動販売機を展開し、成功を収めたという。規模の拡大には限界があるが、「小さく成功する」体験を積むには理想的な舞台だ。

⑥ 高齢者介護施設(住宅型・小規模)(データ上の失敗率は極めて低い)

  • 出典データ:業界の構造的特性(政府補助金、人口動態)に基づく。
  • Codyの主張:「最初は『数億円する施設を買うなんて無理だ』と思った。しかし、実は一軒家を借りて小規模に始めるルートがあると知って驚いた」。

Codyがこの業種を挙げた背景には、「公的補助金」「人口動態」 という2つの追い風がある。アメリカではメディケア(高齢者医療保険)による支払いが安定収入源となる。日本においても、介護保険制度により、認定事業者になれば売掛金の回収リスクが極めて低い。これは、民間の一般消費者相手のビジネスにはない「構造的な安定性」だ。

第3章:日本での適用検証——この6つは日本でも「潰れない」のか?

Codyのデータはアメリカのものだ。では、日本の商習慣や法規制において、これらの「成功率」は再現可能なのか。僕なりに検証してみた。

① コインランドリー:日本でも「不況知らず」の代表格

日本のコインランドリー市場は、ここ10年で店舗数が約2倍に増加している。背景には、共働き世帯の増加花粉症対策(部屋干し回避)がある。特に注目すべきは、最近の「洗濯代行サービス」 との組み合わせだ。洗濯機を回すだけでなく、スタッフが乾燥・畳みまで行う「プレミアムランドリー」は、単価が通常の3倍以上になる。

日本での取り組み方:初期投資は1店舗あたり1,500〜3,000万円と安くはないが、日本政策金融公庫の創業融資との相性が良い業種である。また、24時間無人営業が可能なため、副業としての遠隔管理も現実的だ。

② 賃貸不動産:日本の「減価償却」は世界最強クラス

日本の不動産投資は、金利が低いことに加え、木造建築の法定耐用年数(22年) が短いため、減価償却による節税効果がアメリカ以上に大きい。ただし、Codyの言う「月7万円の手取り」を日本の都市部で実現するには、相当な自己資金が必要だ。

日本での取り組み方地方都市の築古アパートに目を向ける。利回りは高いが、空室リスクとの戦いになる。最初の1棟は、信頼できる不動産管理会社に運用を委託し、自分は「数字を読む経営者」に徹することが、失敗確率を下げる鍵だ。

③ トランクルーム:日本は「土地がない」からこそ伸びる

日本では、コンテナ型トランクルームが地方の遊休地で急増している。都市部では駅近の屋内型が強い。このビジネスが日本で特に有望な理由は、固定資産税が一般の賃貸住宅より優遇されるケースがあることだ(貸駐車場と同様の扱い)。

日本での取り組み方:更地のまま放置している土地を持つ地主と交渉し、コンテナを設置して収益を折半するモデル。初期投資を地主に出してもらえれば、自分の資金はほぼゼロで始められる。

④ ラストマイル配送:日本の「2024年問題」が追い風

日本の運送業界は、時間外労働の上限規制(2024年問題)により、ドライバー不足が深刻化している。これは個人事業主にとっては参入の好機だ。

日本での取り組み方軽貨物運送(黒ナンバー)を取得し、Amazonや楽天の宅配委託に参加する。Codyの言う通り、最初は自分の時間を切り売りする「ジョブ型」だが、荷物が増えればドライバーを雇って「ビジネス型」に転換できる。車両という資産が残るため、撤退時の損失が限定的なのも魅力だ。

⑤ 自動販売機:日本は「世界一の自販機大国」、だからこそ競合に注意

日本には約400万台の自動販売機がある。Codyの言う「小さな成功体験」としては最適だが、日本では飲料メーカーとの既存契約が強固で、個人が良い場所を確保するのは至難の業だ。

日本での取り組み方:飲料ではなく、「冷凍食品」「カプセルトイ(ガチャガチャ)」 など、メーカー系列の縛りが弱いニッチ市場を狙う。特に、駅の高架下商業施設の空きスペースは、交渉次第で設置料が無料になるケースもある。

⑥ 高齢者介護施設:日本では「資格」と「行政の壁」が味方になる

Codyの指摘で最も目から鱗だったのがこれだ。日本では、住宅型有料老人ホームサービス付き高齢者向け住宅(サ高住) が、一軒家を改装して開業できるケースがある。

日本での取り組み方:介護報酬という公定価格で収入が安定するため、景気変動の影響を受けにくい。ただし、介護保険事業者指定消防法の厳格な適用があるため、行政書士や建築士との連携が必須だ。また、小規模多機能型居宅介護のように、地域密着型で参入障壁が高い分野を狙えば、価格競争に巻き込まれない。

結論:「確率が高い場所」で勝負する勇気

Cody Sanchezの動画から僕が学んだ最大の教訓は、「ビジネスは情熱ではなく、確率で選べ」 ということだ。

副業や起業の情報を探すとき、人はどうしても「儲かりそう」「楽しそう」という基準で業種を選んでしまう。しかし、Codyは「その業種の構造的な成功率は何%か?」という、誰もが忘れがちな問いを投げかける。

彼女が紹介した6つの業種に共通するのは、「複雑な在庫管理がない」「景気変動の影響を受けにくい」「資産としての価値が残る」という特徴だ。これらは、アメリカでも日本でも変わらない「強いビジネス」の普遍的な条件である。

僕自身、この動画を見終わったあと、「自分がワクワクするか」よりも「このビジネスは統計的に何%生き残るのか」を先に調べる癖をつけようと心に決めた。

最初の一歩は、小さくていい。まずは「絶対に潰れない」と言われる場所で、確実に「成功した」という感覚を手に入れること。それこそが、次の大きな挑戦への切符になるのだ。

参考資料

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この記事を書いた人

会社を早期退職したフリーランスです。副業はやってみたいけど、どんな副業があるのか?実際に稼げるのか?そんな疑問に答えます。

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