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Chat GPTが途中で止まる!ファイルに書き出す方法や手順は?

a laptop computer sitting on top of a wooden desk

この記事は約5分で読めます。
本文は約2734文字です

対話式でChat GPTを使っていると結果が途中で止まってしまうことが多いです。

原因としては2つあります。

  • Chat GPTのサービスの負荷が高いのでストールしている。
  • 一度に生成できるテキストの量が決まっている。

Chat GPTはとても便利なのですが、対話式での使用だとかなり不安定です。

有料プランであればもう少し軽快に動くようですが、この状態だとChat GPTを副業で使うのは結構厳しい感じがしますね。

この記事では、Chat GPTを対話式で使うのではなく、OpenAIのAPIを使って自動処理する手順をご紹介します。

目次

Chat GPTの出力をファイルに出力する手順(Python使用)

Chat GPTを使ってファイルを生成するには、以下の手順に従ってください。

STEP
Pythonをインストールします。

Chat GPTを実行するには、Pythonのバージョン3.6以上が必要です。

STEP
OpenAI APIキーを取得します。

APIキーを取得するには、OpenAIのWebサイトにサインアップしてください。

STEP
OpenAI APIをインストールします。

以下のコマンドを実行してください。

pip install openai
STEP
Pythonスクリプトを作成します。

以下は、簡単なスクリプトの例です。このスクリプトは、Chat GPTを使用して、指定されたプロンプトからテキストを生成し、テキストをファイルに書き込みます。

import openai
import os

openai.api_key = "YOUR_API_KEY_HERE"

prompt = "今日はいい天気ですね。"

response = openai.Completion.create(
  engine="text-davinci-002",
  prompt=prompt,
  max_tokens=1024,
  n=1,
  stop=None,
  temperature=0.5,
)

text = response.choices[0].text.strip()

with open(os.path.join(os.getcwd(), "output.txt"), "w") as f:
    f.write(text)
STEP
スクリプトを実行します。

スクリプトを実行するには、以下のコマンドを実行してください。

python your_script.py
STEP
出力ファイルを確認します。

スクリプトが正常に実行された場合、output.txtという名前のファイルが作成され、Chat GPTによって生成されたテキストが書き込まれます。

OpenAIのAPIキーを取得するまでは誰でもできるのですが、pythonが使える環境となるとmacユーザーかVPSサーバーでの実行になりますので、かなり面倒なことになりますね。

Google App scriptでOpenAI APIを使う手順

誰でも使えるGoogle App Scriptを使ってみましょう。

STEP
OpenAI APIキーを取得します。
STEP
Googleドキュメントを作成し、スクリプトエディタを開きます。

以下のスクリプトをコピーして貼り付けます。

YOUR_API_KEY_HEREの部分を、OpenAI APIキーで置き換えます。

function generateText() {
  // OpenAI APIのエンドポイントURL
  var endpoint = "https://api.openai.com/v1/engines/davinci-codex/completions";
  
  // OpenAI APIキー
  var apiKey = "YOUR_API_KEY_HERE";
  
  // 生成する文章のプロンプト
  var prompt = "Pythonのコードを書く";
  
  // OpenAI APIに送信するリクエストのJSONオブジェクト
  var payload = {
    "prompt": prompt,
    "max_tokens": 1024,
    "n": 1,
    "temperature": 0.5
  };
  
  // OpenAI APIにリクエストを送信
  var response = UrlFetchApp.fetch(endpoint, {
    "method": "POST",
    "headers": {
      "Content-Type": "application/json",
      "Authorization": "Bearer " + apiKey
    },
    "payload": JSON.stringify(payload),
  });
  
  // レスポンスから生成されたテキストを取得
  var result = JSON.parse(response.getContentText());
  var text = result.choices[0].text.trim();
  
  // 生成されたテキストをGoogleドキュメントに挿入
  var doc = DocumentApp.getActiveDocument();
  var cursor = doc.getCursor();
  cursor.insertText(text);
}
STEP
スクリプトを保存します。
STEP
Googleドキュメントで、テキストを挿入したい場所にカーソルを置きます。
STEP
スクリプトを実行するために、generateText()と入力してEnterキーを押します。

スクリプトが実行され、生成されたテキストがGoogleドキュメントに挿入されます。

まとめ

Chat GPTはテキストを出力するので、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントと相性がいいです。

Google App ScriptでもOpenAI APIが呼び出せるので、対話式でChat GPTを使うよりも便利だとおもいます。

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