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Chat GPTが途中で止まる!ファイルに書き出す方法や手順は?

対話式でChat GPTを使っていると結果が途中で止まってしまうことが多いです。
原因としては2つあります。
- Chat GPTのサービスの負荷が高いのでストールしている。
- 一度に生成できるテキストの量が決まっている。
Chat GPTはとても便利なのですが、対話式での使用だとかなり不安定です。
有料プランであればもう少し軽快に動くようですが、この状態だとChat GPTを副業で使うのは結構厳しい感じがしますね。
この記事では、Chat GPTを対話式で使うのではなく、OpenAIのAPIを使って自動処理する手順をご紹介します。
Chat GPTの出力をファイルに出力する手順(Python使用)
Chat GPTを使ってファイルを生成するには、以下の手順に従ってください。
Chat GPTを実行するには、Pythonのバージョン3.6以上が必要です。
APIキーを取得するには、OpenAIのWebサイトにサインアップしてください。
以下のコマンドを実行してください。
pip install openai
以下は、簡単なスクリプトの例です。このスクリプトは、Chat GPTを使用して、指定されたプロンプトからテキストを生成し、テキストをファイルに書き込みます。
import openai
import os
openai.api_key = "YOUR_API_KEY_HERE"
prompt = "今日はいい天気ですね。"
response = openai.Completion.create(
engine="text-davinci-002",
prompt=prompt,
max_tokens=1024,
n=1,
stop=None,
temperature=0.5,
)
text = response.choices[0].text.strip()
with open(os.path.join(os.getcwd(), "output.txt"), "w") as f:
f.write(text)
スクリプトを実行するには、以下のコマンドを実行してください。
python your_script.py
スクリプトが正常に実行された場合、output.txtという名前のファイルが作成され、Chat GPTによって生成されたテキストが書き込まれます。
Google App scriptでOpenAI APIを使う手順
誰でも使えるGoogle App Scriptを使ってみましょう。
以下のスクリプトをコピーして貼り付けます。
YOUR_API_KEY_HEREの部分を、OpenAI APIキーで置き換えます。
function generateText() {
// OpenAI APIのエンドポイントURL
var endpoint = "https://api.openai.com/v1/engines/davinci-codex/completions";
// OpenAI APIキー
var apiKey = "YOUR_API_KEY_HERE";
// 生成する文章のプロンプト
var prompt = "Pythonのコードを書く";
// OpenAI APIに送信するリクエストのJSONオブジェクト
var payload = {
"prompt": prompt,
"max_tokens": 1024,
"n": 1,
"temperature": 0.5
};
// OpenAI APIにリクエストを送信
var response = UrlFetchApp.fetch(endpoint, {
"method": "POST",
"headers": {
"Content-Type": "application/json",
"Authorization": "Bearer " + apiKey
},
"payload": JSON.stringify(payload),
});
// レスポンスから生成されたテキストを取得
var result = JSON.parse(response.getContentText());
var text = result.choices[0].text.trim();
// 生成されたテキストをGoogleドキュメントに挿入
var doc = DocumentApp.getActiveDocument();
var cursor = doc.getCursor();
cursor.insertText(text);
}
スクリプトが実行され、生成されたテキストがGoogleドキュメントに挿入されます。
まとめ
Chat GPTはテキストを出力するので、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントと相性がいいです。
Google App ScriptでもOpenAI APIが呼び出せるので、対話式でChat GPTを使うよりも便利だとおもいます。
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