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AIで簡単に収益化の罠|イラストをLINEスタンプやAdobeストックに登録!

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AIを使ってお金稼ぎを使用と皆さん一生懸命になっています。

その流れに乗り遅れないようにしたいですね。

ココナラなどで今まで外注していたイラスト作成をAIを使って自動作成し、LINEスタンプやAdobeストックに登録する猛者が現れました。

この記事では、Chat AIやAIが作成した制作物を有料コンテンツとして、プラットフォームに実際に登録している人たちの法律的な危険性や今後起こる未来についてご紹介します。

目次

AIが作成したイラストをLINEスタンプを作成して登録できるか?

AIが作成したイラストでも、LINEスタンプに登録は出来るようです。

当たり前ですよね。

AIが作ったという申告をして登録しているわけではないのですから、審査する側は判断が付きません。

AIが作成したものは著作権の対象にはならない

アメリカ合衆国著作権局は、2022年2月14日、人工知能(AI)が創作した絵画は著作権登録の対象とはならないと判断しました(決定原文)。

アメリカでは、『AIが作成したものは著作権の対象にはならない』ということです。

AIが作ったイラストは同じようなイラストをAIが他にも大量に作る可能性があります。

そのような場合、AIが著作権を主張するのならまだわかりますが、そもそもAIを使ってただ作っただけの人は著作権を主張するような人は出てこないでしょう。

AIを使ってイラストを描いたというのを公にしたくない人が多いでしょう。

AIが作成したものが著作権を侵害している可能性はある

そもそも、AIが作成したイラストが他の人の著作権を侵害している可能性はないでしょうか?

基本的にAIが作成するものは完全なオリジナルではありません。

人間が作るものもそうじゃないか、と言われればそれまでですが、人間の場合は意図的に盗作をする人をのぞいては、事前に調査するのであまり問題ならないと思います。

しかし、イラストの素人が、AIを使って作ったイラストを販売したりする場合、著作権の侵害や盗作と言われるケースが大量に出てくる可能性があります。

新しいところだと東京オリンピックのロゴなどは盗作じゃないか?と炎上しましたよね。

AIを使うとそういうイラストを無限に作ってくるのですから、使う側がイラストの素人の場合はかなりヤバいことになりそうです。

スシローのお寿司『ペロペロ少年』と同じく、知らないうちに企業に被害を与えようものなら、恐ろしい損害賠償を負担しなければならない可能性もあります。

AIで作成したイラストをAdobeストックに登録できるか?

AdobeストックにAI作成画像を登録している人も現れました。

こちらもLINEスタンプと同じく、収益化する時点で法律問題が出てきます。

よく調査して、訴えられる可能性がない画像であることを確認してから登録した方が良いですね。

AIが作ったから知らなかったでは済まない可能性が高い

LINEスタンプやAdobeストックに登録できたからと言って、著作権や盗作の問題がクリアになっているわけではありません。

審査した側は責任を追及されませんから、登録した人が全責任を負うことになるでしょう。

AIが便利だからといって、無知な状態で何でもかんでもAI任せで収益化しようとするなら、そういう無知なカモを狙った別の勢力が出てきてやられる未来が見えます。

企業が自分たちの特許を侵害しているということで、多額の使用料を請求しにやってくるイスラエルの人たちがいます。

企業は、損害賠償を請求されないよう、企業イメージを崩さないよう普段から知財の調査を行っています。

まとめ

AIを使った収益化というのはダイレクトな成果物を作らせると、恐らく対価に見合わない危険な橋を渡ることになると思います。

AIを使う時はあくまでも自分が管理者としてきちんとアウトプットに責任が持てない分野には使用すべきではないと思います。

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