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【悪用厳禁】ココナラで高評価を得るコツ|これを知らないと低評価を受けることになります

ココナラ出品者にとって、購入者から受ける出品者評価はとても大切な要素になっています。
なぜなら、出品者ランキングをプラチナに上げ、維持するには、購入者から★5の評価を受けることが至上命題だからです。
しかし、この出品者評価は購入者の評価になりますので、購入者の期待値もそれぞれです。
低額なサービスであれば、相手の期待値は低い傾向がありますので、★5の高評価を得やすいです。
一方で、高額なサービスの場合は、言葉遣いや+αの対応など相手が求める以上のパフォーマンスを行わないと、購入者の評価が★4になることもありえます。
そんな社会の縮図ともいえるココナラで、高評価を得るコツがあります。
この記事では、長年ココナラで取引してきた筆者が実践しているココナラで高評価を得るコツを3つお伝えします。
ココナラで高評価を得るコツ
①納品前にルームをクローズする
とある出品者でWeb制作カテゴリで高額なサービスを提供している人がいます。
高額なサービスにもかかわらず、購入者が多く、評価も高いです。
しかし、その人のサービスは決してレベルも高くないし、ポートフォリオもありません。
なぜ、この出品者の評価が高いのかはカラクリがあります。
この出品者は取引終了前にルームをクローズしてしまいます。
ココナラではルームがクローズしないと出品者にもココナラにも収入が入ってきません。
ココナラは120日ルールというのがあって、購入から120日経つと自動的に取引がクローズされます。
この出品者は、納品前でも、一定の期間経過後にキャッシュフローの問題があるという自己都合でルームを閉じてしまいます。
ココナラは、納品前にルームを閉じても、評価できるシステムになっています。
しかも、ルームが閉じた後、評価期間は10日しかありませんから、購入者は取引完了前に評価を入力することになります。
そうなると、購入者の立場は一気に弱くなります。
取引が完了していないのですから、購入者は評価しようがありません。
評価を入力する場合は、その後継続する取引のことを考えて★5を付けて、『引き続きよろしくお願いいたします。』とコメントするが心情だと思います。
購入者の心理状態からしたら、もし低評価を与えたら、取引途中で相手の対応が急に悪くなるリスクが発生します。
出品者は、取引完了前に低評価をもらうと急激に対応が悪くなります。
なぜなら、すでに評価をもらってしまっているので、対応を悪くしても怖いものが無いからです。
購入者を心理的に弱い立場に置く心理トリックを使っているので、その出品者の評価欄にはご機嫌なコメントと高評価が並んでいます。
とても頭のイイ作戦だと思います。
なぜなら、ココナラは納品後に評価をもらうと、圧倒的に出品者の立場が弱くなるからです。
納品後の購入者は、評価をつける時にリスクが無いからです。
ちなみに、この出品者と取引したことがありますが、対応には裏表がありました。
最初はとても丁寧で下手に出てくるのですが、自分の立場が強くなると急激に態度が悪くなります。
おそらく、途中でクローズする前と後では対応の仕方も変わっていると思います。
ココナラにはそういうずる賢い輩がいることは知っておいて損は無いでしょう。
②丁寧な言葉遣いを徹底
です・ます調でメッセージの対応をしているから丁寧だろうと思っている人は注意が必要です。
冷たい感じがしたり、高圧的な感じに受け取られることが多いです。
とくに、理系の人間に多いと思います。
面倒でも、謙譲語を使うぐらいの気持ちで対応した方が相手の気分が上がります。
低額なサービスでいちいちそんなことしていられないというのであれば、サービス価格を見直しましょう。
高額なサービスであれば、対応も含めて評価されますので、最後まで気を抜かず言葉遣いに注意しましょう。
尊敬語
尊敬語の「尊」は身分が高い、「敬」は相手をうやまうという意味があります。つまり尊敬語とは、目上の人や自分より立場が上の人をうやまい、相手を立てる気持ちを表す敬語といえます。「先生がおっしゃったとおり~」など、先生のほか社長、上司などの自分より目上の他人(家族、親戚ではない)が主語になります。
謙譲語
「謙」にはへりくだる、「譲」には相手に譲るという意味があります。謙譲語は尊敬語のように相手を高めるのではなく、自分がへりくだることで相手を立て、敬意を表す敬語です。「今からそちらへ伺います」など、自分や自分の家族、親戚など身内が主語になるときに使います。
丁寧語
尊敬語や謙譲語と同じく敬語の種類の1つで、誰に対しても使える敬語です。「それは誤解です」「学校へ行きます」など語尾に「です」「ます」「ございます」を付けたり、「お料理」「ご祝儀」など言葉の先頭に「お」「ご」を付け、言い回しを丁寧にして敬意を表します。
③トークルーム クローズ(納品)前に相手を褒める
定型文でよいので、納品する時のメッセージは長文で用意しておくのがコツです。
相手を褒めることも忘れないようにしましょう。
どのような内容にすればよいのかわからない場合は、ココナラ出品者の評価に対する返信コメントが参考になるでしょう。
最後にしっかり感謝の意を伝えることで相手の印象は変わります。
確かに、あなたを助けてくれる人は、もちろんあなたに良くしてあげたいとは思っています。
ですが、人を助ける動機は多くの場合、「自分は価値がある人間だと思いたい」という意識と直接つながっています。
私たちが人助けをするのは、善人になり、自分たちの目標や価値観を実践し、そして認めざるを得ないことですが、尊敬されたいからなのです。
ですから、誰かに感謝する時は、「相手を褒める」フレーズを用い、助けてくれた人の行動を認め、評価することに集中しましょう。
「ありがとう。これで本当に良い1日を過ごせそうです」と、自分の気持ちについて語るのではなく、「わざわざ○○してくれてありがとう」と、相手を褒めるのです。
あるいは、「それで私も気分が良くなりました」と言うより、「あなたは○○がとても上手なんですね」と言ってみましょう。
要するに、相手の行動で自分がどう感じたかではなく、相手の行動そのものにフォーカスし、それが相手のどんな特質を表しているのかを考えて、言葉を選ぶべきということです
購入者から評価される前に自分から評価を入力する
ココナラではトークルームクローズ後から10日間、購入者と出品者のどちらも評価を入力できます。
購入者が10日経っても評価を入力しない場合は、購入者評価なしになります。
購入者が評価を入力しなくても、出品者は評価を入力することもできます。
購入者が評価を入力する前に出品者が評価を入力することで、購入者も評価を入力してくれる可能性が高まります。
返報性の原理というやつです。
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。
身近な例では、試食がある。試食は本来、無料で食品を提供し、その味を客が確かめ、購買に値すると判断した場合に買ってもらうプロモーション戦略のひとつであるが、客は店員から直接食品を手渡されることによって、味が良いかに関わらず商品を買わなければいけないという気持ちになることが多い。但し、客が求めていない状況で積極的に試食や購入を促す場合は、「返報性の原理」よりは「一貫性の原理」が強く働くことになる。また、高額商品を勧めて断られた後に、低額商品を勧めると客は断りにくくなる心理が生ずる。これは、高額商品を売ることを諦めて低額商品に切り替えるという相手の譲歩に対して、こちらも譲歩しなければという心理が働く、返報性の原理による。この心理を応用した交渉術を「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」(譲歩的依頼法)と呼ぶこともある]。 こうした心理は、詐欺師や組織犯罪、催眠商法にもしばしば利用される。 なお、返報性の原理は自己開示の際にも当てはまる。
返報性の原理
まとめ
この記事では、ココナラの出品者が高評価を得るためのコツを3つ紹介しました。
特に、納品前にクローズするというのは購入者心理を利用した、高度なコツです。
高額なサービスを提供している人は購入前の注意に、但し書きしておき、納品前にクローズする方が評価は良くなるでしょう。
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