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ココナラのPRO認定を受けるメリットは?実はデメリットが大きいです

ココナラにはPRO認定制度があります。
この記事では、PRO認定制度で認定してもらうために重要なこと、PRO認定されにくい分野、PRO認定されるメリット、デメリットについてまとめています。
ココナラのPRO認定制度とは?
- PRO認定制度とは
ココナラ内外を問わず特定分野の「プロフェッショナル」として活躍されている方々を「PRO」として認定し、主にビジネスシーンでご利用されている方々とのマッチングを促進します。
ココナラのPRO認定を受けるには2通りの道がある
ココナラのPRO認定される方法は2通りあります。
- 自分で申請するケース
- ココナラからPRO認定のお誘いを受けるケース
ココナラで長期に活動していて、実績を積んだ人がココナラからお誘いを受けるというのがココナラのPRO認定者になる正規ルートだと思います。
ココナラで長期に活動していてココナラのPRO認定のお誘いが来ない場合、自分で申請してもPRO認定されることはまずないです。
ココナラはPRO認定者を増やしたいわけですから、常にPRO認定したい人を探しているわけです。
その時点でPRO認定と同じ基準が適用して探しているわけですから、そこで漏れた場合は自分で申請してもPRO認定されないことは理解できるでしょう。
自分で申請するケースは、客観的な実績が揃って無いと厳しいかと思います。
ココナラのPRO認定はハードルが高い制度
PRO認定制度は、ココナラの実績で評価されるわけではなく、自己申告で認定の審査をしてもらう仕組みです。
申告自体は誰でも出来るわけです。
でも、ココナラでいくら実績を積んでも、その実績でPRO認定されることはありません。
PRO認定というのは、○○受賞とか、○○入選とか、○○何位とか、第三者の客観的な評価がとても重要で、自己申告した実績はほぼ意味がありません。
ココナラのPRO認定は、実のところ運営は積極的に評価せずに、権威がある他の機関による評価だけを見て認定します。
この辺は、会社の採用で出身大学で足切りするのと同じです。
単純に選考者の言い訳、責任逃れです。
どんなにココナラで実績を積もうとも、今までのココナラでの実績なんて見はしません。
PRO認定といいつつ、ココナラ運営にPROを認定できるだけのスキルを持った審査員はいないのですから、まともな審査は期待できないのです。
ココナラのPRO認定がされやすい・されにくい分野は?
第三者機関によるコンペティションが無い分野では、いくら自己申告で過去の実績を列挙したとしても、PRO認定はまず通りません。
逆に言えば、レベルがよくわからない、知名度が無いような賞でも、受賞していればPRO認定に通ると思います。
ココナラは企業の利用を積極的にPRしています。
PRO認定した出品者と法人が取引してトラブルがあった場合を想像してみてください。
PRO認定をココナラ内部で行った人間の責任になりますよね。
そのようなココナラ運営の責任逃れのために、現在では積極的にPRO認定をしていないのが実情です。
つまり、だれが見てもPRO認定されてよいと思えるだけの客観的な実績がある人だけをPRO認定するようになったので、どこの馬の骨かわからないような人間をPRO認定することはなくなりました。
昔と違って、PRO認定はとても狭き門になっています。
ココナラのPRO認定は不合格の連絡は来ない
PRO認定は一カ月ぐらいの審査期間があると言われていますが、審査に落ちても連絡がこないので、永遠に審査中とも言えます。
なんとも歯切れの悪いPRO認定制度です。
ココナラのPRO認定を取るメリット
PRO認定を取ると、最低サービス価格が上昇しますので、必然的に出品サービス価格を上げる必要があります。
PRO認定されたことで、客層がよくなり、高額でもサービスが売れるようになるかもしれません。
PRO認定という検索項目がありますので、優先的に露出される機会も増えます。
ココナラのPRO認定を取るデメリット
ココナラのPRO認定を取ると、販売サービスの最低価格が上昇しますので、低価格で集客していた場合は差別化しにくくなります。
PRO認定されると購入者の期待値も上がりますので、今まで以上に仕事にクオリティを求められるでしょう。
そうなると、軽い気持ちでやっていた仕事にストレスを感じるようになるかもしれません。
ココナラに来るような依頼者は、PROに頼みたくないという人も一定数いますので、今までの主要な取引相手がそのような人たちであった場合には、裏目に出てしまうことになります。
まとめ
ココナラのPRO認定制度は、ココナラ出品者で販売実績を積み上げているのなら、一度は申し込もうかと考える制度です。
しかし、ココナラでいくら販売実績があっても、PRO認定されることはありません。
ココナラ外での実績が重要になります。
ココナラはPRO認定されている人が多くいますので、PRO認定されたからと言って売れるわけではありません。
売れている人がPRO認定を取るのは意味がありますが、サービスが売れていない人や薄利多売の価格競争でサービスが売れている人がPRO認定をとっても今以上に売れるようにはなりません。
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